【Trados Studio】htmlファイルの空白文字を復活させる
いつの間にか、Trados Studioでhtmlファイルを読み込む際の空白文字のデフォルト処理が変わっていました。
これまではデフォルト設定のままで空白文字や改行が保持されていたのですが、これが保持されなくなり、すべて半角スペース1つに置き換わっています。
中途半端な空白文字がなくなるという意味では良いのですが、preタグが使われている場合は大打撃を受ける可能性があります。
htmlファイルのプロジェクトを久しぶりに作るような場合は特に注意が必要かもしれません。
空白文字を残す方法
空白文字を残すには、オプション画面の「ファイルの種類」→「HTML 5(または任意のHTMLファイル種別)」で「コンテンツ内の空白文字」を「常に維持」に変更します。
※デフォルトは「xml:space='preserve' でない限り正規化」
少し調べてみたのですが、デフォルト設定のままで空白文字や改行を保持していた古いバージョンのTrados Studioでもデフォルト設定は同じ「xml:space='preserve' でない限り正規化」だったようです。ちょっとだけ謎が残ります。