200年前の英和辞書を見てみよう
以下のwebサイトの下部に、ジョン万次郎が執筆した英会話本の『英米対話捷径』と、日本で初めて作成されたという、本木庄左衛門による英和辞書 『諳厄利亜語林大成草稿本』 の一部の画像が紹介されています。
後者の 『諳厄利亜語林大成草稿本』は、なんと1814年、201年前に書かれたものです。
http://homepage1.canvas.ne.jp/capitalasuka/newpage6.html
一部を読んでみると...
『英米対話捷径』
How does your son and daughter do?
(ハウ ドーシ ユーア シン アンヂ ダーリ フー?)
(ハウ ドーシ ユーア シン アンヂ ダーリ フー?)
『諳厄利亜語林大成草稿本』
birth (ビルス) ...誕生
bitter (ビットル) ...苦(ニガキ、ニガシ)
bitter (ビットル) ...苦(ニガキ、ニガシ)
一方、Internet Archive でも、様々な昔の文献を閲覧することができます。
たとえば、An English-Japanese dictionary of the spoken language は、1904年に書かれた英和辞書です。
眺めてるだけでワクワクしてきます。
また、国会国立図書館デジタルコレクションでも、ジャンルを問わず様々な文献がアーカイブされています。
インターネットのおかげで、このように昔の文献がデータ化され、すぐに見ることができるのは非常にありがたいです。
なんだか、このブログの執筆にあたって江戸~明治にかけての英語事情を調べていたところ、もっと調べたくなってしまいました。またご紹介できたらなと思います。