論理の英文法、実践の英会話。(『ロイヤル英文法』アプリのご紹介)
街ナカや電車で居合わせた外国人と会話を楽しむためには、「文法など細かいことは逐一気にしない」「間違いを恐れずとにかく話す」のがポイントだそうです。
たわいない会話を糸口とした異文化コミュニケーションを重視している人に「文法を勉強している」と言うと、いやいや実践だよと小言をいただく可能性がありますが、試験や仕事で英語が必要な場合、たとえば英作文や英文和訳の問題が出る試験を受けたり、取引先にメールやレターを書く機会があったりするようなら、正しい知識に基づいて問題を解いたり、文章を書いたりしたいですよね。
会話のほうは「間違いを恐れずとにかく実践」するとして、文法についての私のおすすめは『ロイヤル英文法』の本とアプリです。なぜ両方かというと、本は持ち歩くには分厚くて重いし、アプリは(OSによるかもしれませんが)太字や斜体が普通の字と同じで、どこが強調されているのかわかりづらいからです。
おわかりいただけますでしょうか(画面のキャプチャはAndroidのものです)。読み進めていくとたまに混乱することがあります。PC版はフォントの違いがちゃんとわかるようです。
外にいるときはアプリで見て、家では本を広げる、というようにダブル使いをすると、いつでもどこでも調べものや復習ができるので便利です。アプリは索引から見たい項目にすぐに行けるほか、しおり機能で重要なページや読み終わったところに印をつけることができるので、通勤通学時に通読したい人に便利です。検索機能もあります。
ロイヤル英文法は敷居が高い!と思う人は、もう少し薄い文法書を通読して、調べものをするときの辞典として活用することをおすすめします。文法書によって解説の量や例文が違うので、ほかの文法書の補完用として使えます。その場合は書籍だけでよいかもしれません。
■旺文社『ロイヤル英文法 改訂新版』
・書籍
・アプリ(Win/Mac版、iOS版、Android版)