英語の感覚、の難しさ
ヘルパンギーナってなんだろうおいしそうだな、と思ったのですが、正体を知ってがっかりしました。
『英文法の問題点―英語の感覚』を読みました。
1969年に発行された本で、当時日本に住んで英語を教えていたイギリス人の著者が、日本人向けに英文法を解説したものです。
サブタイトルにあるとおり、英語の感覚を理解することの重要性について繰り返し述べられています。日本で出版された本ですが、ほぼ英語で書かれています。
英語について英語で書いてあってしかも日本人向けという、少し変わったものとして、何か英語の本を読んでみたいという人におすすめできるのではないかと思います。127ページという、ほどほどの分量です。
日本人の英語学習者は、どうもこの点を理解するのに苦しんでいるようである......というような記述があちこちに見られるのですが、そこで挙げられている内容は、今の英語教育ではおそらくどこかしらで取り上げられるであろうものが多いので、1960年代の英語教育と比べると、英語の感覚について理解しようという取り組みがだいぶ進んでいるのではないかと思いました。
しかし、書かれていることに見覚えがあるからといって、理解できている(という気がする)とはかぎらないものです。
悲観的な見方をすると、知識として知るということと「感覚」を理解することとの間には随分大きな隔りがあるのだということを身をもって証明したのが私たちの世代であるといえるのかもしれません。
現在、当社では、フリーランスの翻訳者さんを募集しています。
『英文法の問題点―英語の感覚』を読みました。
1969年に発行された本で、当時日本に住んで英語を教えていたイギリス人の著者が、日本人向けに英文法を解説したものです。
サブタイトルにあるとおり、英語の感覚を理解することの重要性について繰り返し述べられています。日本で出版された本ですが、ほぼ英語で書かれています。
英語について英語で書いてあってしかも日本人向けという、少し変わったものとして、何か英語の本を読んでみたいという人におすすめできるのではないかと思います。127ページという、ほどほどの分量です。
日本人の英語学習者は、どうもこの点を理解するのに苦しんでいるようである......というような記述があちこちに見られるのですが、そこで挙げられている内容は、今の英語教育ではおそらくどこかしらで取り上げられるであろうものが多いので、1960年代の英語教育と比べると、英語の感覚について理解しようという取り組みがだいぶ進んでいるのではないかと思いました。
しかし、書かれていることに見覚えがあるからといって、理解できている(という気がする)とはかぎらないものです。
悲観的な見方をすると、知識として知るということと「感覚」を理解することとの間には随分大きな隔りがあるのだということを身をもって証明したのが私たちの世代であるといえるのかもしれません。
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