契約書

契約書

最近筋トレを始めましたが、なかなか効果が出てきません。継続は力なり、という言葉をよく思い出します。kadomatsuです。

ITの翻訳というと契約書を見る機会は少ないですが、案件の中に契約書が含まれていたり、あるいや訳を確認したりしないといけないこともあります。一口に契約書といっても色々なものがあるので、ここでは代表的なものを紹介します。

・秘密保持契約書(Non-disclosure agreement)
通称NDAと呼ばれるもので、企業の秘密情報を外部へ漏えいさせないことを約束します。フリーの翻訳者として仕事をする場合も、通常は相手企業や翻訳会社と秘密保持契約を結びます。

・ライセンス契約書(License agreement)
ライセンスなしでは使用できないものに対して、使用を許可するための契約書です。ロゴや商標を使用する場合に結びます。使用許諾契約書(EULA)やソフトウェアライセンス契約書などは身近に見る機会も多いと思います。

・売買契約書(Sales agreement)
商品やサービスの取引について、売主と買主の間で、いつ、何を、どれだけ販売するのかといったことを記した契約書です。

・販売代理店契約書(Distributorship agreement)
たとえば海外に商品を輸出し、現地の企業の力で商品を販売しようとする場合に、現地の企業(代理店)と結ぶ契約です。


契約書を訳すには法律の知識も必要になるので、実際に訳すのはプロに任せた方がいいと思いますが、とりあえず意味が知りたいとか、一部だけ訳がないので訳したい、といった場合に役立つサイトと書籍をご紹介します。

http://www.hicareer.jp/trans/houritsu2/

こちらのサイトでは、法律文書の基本的な翻訳について、分かりやすく丁寧に解説されています。

『英文契約書の基礎知識』(The Japan Times)

こちらの書籍は結構前に発売されたものですが、契約書の独特な言い回しや表現などが分かりやすく記載されているので、法律文書に慣れていない方にもおすすめです。

法律文書は言い回しが難しくて敬遠しがちですが、言い方に慣れてしまうと意外とよく分かったりするので、法律文書で困っている方はぜひ参考にしてください。

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