Xbenchの便利な機能:PowerSearch

Xbenchの便利な機能:PowerSearch

当ブログでたびたび取り上げているXbenchについてです。

Xbenchは、TM/バイリンガルファイル/用語集などをまとめて検索できたり、原文/訳文を両方検索できたりと非常に便利なツールですが、いろいろな検索オプションも用意されています。

その中から、今回はPowerSearch機能をご紹介します。
Googleなどの検索エンジンでいうところの、いわゆるAND検索/OR検索/マイナス検索を行うことができます。今回は有償版のバージョン3.0を使用しておりますが、無償版の2.9でもこの機能は使えます。

通常の検索では、[Source Term][Target Term]にキーワードを入力して[Search]ボタンを押しますが、[Search]ボタンの代わりにCtrl+pでPowerSearchを実行できます。下の画像にあるように、[Search]ボタン横の▼から実行することもできます。



指定の方法ですが、ユーザーガイド内の表をこちらに貼り付けておきます。

ユーザーガイドは [Help] - [User's Guide] からも参照できますし、こちらのページからダウンロードすることもできます。
簡単にまとめると以下のとおりです。
・スペース区切りでキーワードを複数指定するとAND検索
・「or」でOR検索
・除外したいキーワードの頭に「-」を付けるとでマイナス検索

・フレーズはダブルコーテーションで括る
なお、「スペース区切りでキーワードを複数指定」してPowerSearchではなく通常の検索を実行すると、AND検索ではなく完全一致検索になりますのでご注意ください。

括弧を使ってand/orを混在させることもできるようですので、ユーザーガイドをよく読んでぜひ活用してみてください。


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