水とla source、source、ソース

水とla source、source、ソース

シーブレインアドベントカレンダー2017、昨日は『隣の席のヘンな人たち』でした。

この企画を持ち込まれたとき、ネタがないとぼやく私の机の上を見ながら「水があるじゃないですか」とtanakaに言われ、言われてみればここ数年、仕事に水は欠かせないということで引き受けました。

机の上には南アルプス天然水が3本。とくにブランドに拘りがあるわけではなく、引っ越してからは、ほぼ550mlのアルプス天然水ペットボトルが定番になりました。南アルプス天然水は山梨県が採水地のようですが、アルプスといえば、本場、フレンチアルプスを水源とするエビアンがあります。レマン湖畔のエビアン・レ・バンという町が採水地で、町にはエビアン水が湧き出ている「La source Cashat(カシャの泉)」という泉があります。「source」は英語と同じスペルですが、フランス語は「スゥス」みたいな発音で、フランス語の辞書を引くとトップには「地面から湧き出る水」とあり「源泉」や「泉」という意味で使われます。「La source」というアングルの絵画やバレエの演目もあるので、フランス語では「泉」をイメージしやすい言葉ですが、英語だと「泉」は「spring」かもしれません。

仕事では英語の「source」のほうで「ソースをください」「ソースがフランス語ですが...」など、原文のことを指してソース、ソースとよく使います。そういえば、ソースコードは、英語では「source code」ですが、フランス語では「source」と「code」が逆になり「le code source」です。発音は「ル・コォド・スゥス」みたいな感じでしょうか。

Adventのお題に戻ると「水があるじゃないですか」とtanakaに言われましたが、翻訳はソースがなくっちゃ始まらないというわけで、泉のようには湧き出てこないけど、ソースがあってこそのしごとなのであります。

明日はバシャログ。fujiharaがお届けします。

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