Googleリアルタイム翻訳を使ってIT技術書の表紙を翻訳してみました
Google翻訳アプリのリアルタイム翻訳機能が話題になっていたので、早速、社内の蔵書で試してみました。
見出しの翻訳
表紙を翻訳してみました。
タイトルのような短いテキストの精度はなかなか高いようです。
青字部分はきちんと翻訳されていますね。青字の下の部分は、コンマの並列が崩れてしまっています。
文章の翻訳
次に、裏表紙にあった文を翻訳してみました。
冒頭の「A DICTONARY OF...」が普通に訳されているので、大文字や小文字に応じた訳し分けは特にしていないのかもしれません。
訳文にAc-などが残っているので英文の改行のハイフンはうまく認識されていないな、と思ったのですが、よく見ると、ハイフン送りに関係なく、行が変わると訳が途切れているように見えます。1文1行を前提とした作りなのでしょうか。
ほかの裏表紙の文も翻訳してみました。
やはり、改行で訳が途切れていますね。
ためしに、こちらの文を1行に出力して翻訳してみました。
1行目は撮影画面内に収まりきらなかったので検証できませんでしたが、2行目はそこそこ綺麗に訳出できているのではないでしょうか。
まとめ:短いテキストには便利
文の翻訳にリアルタイム検索機能を活用することは、改行すると文が途切れてしまうことから、少なくともいまは難しそうです。
改行をなくせばうまくいくかな?と思って試した最後の例では、1行目の文を画面内におさめようとしてスマホを遠ざけたところ、一定以上の距離が開くとOCRがはたらかなくなってしまうらしく、認識されなくなってしまいました。
最初の例のような、見出しなどの短いテキストの確認にはなかなか便利だと思います。よくわからない製品、名前、材料などに使うのが良さそうですね。ひとまず仕事はなくならなそうで安心しました。