バーチャルアシスタント
オンラインで仕事を請けてアシスタント(秘書)のようなサービスを提供する人のことを、アメリカではバーチャルアシスタント(VA)と呼びます。日本ではそうではなく、オンラインアシスタントと呼ぶことが多いようで、バーチャルアシスタントというと、AlexaやSiriのような、人間ではない連中のことになってしまうようです。
ところが、英語版Wikipediaの曖昧さ回避のページを見ると、英語でもAIのことをバーチャルアシスタントと呼ぶ場合がないこともないようです。
なんともまあややこしいですね。バーチャルアシスタントというと、日本ではAI、英語では人間を指していることが多い、しかし場合によっては逆かもしれない、ということです。私は人間をイメージするんですけど、みなさんはどちらをイメージされますでしょうか。私はAIの連中を簡潔に呼び表す語彙を持っていないような気もします。
先日、とある外国のWebサイトにアクセスしようとしたら、国外(日本)からのアクセスが遮断されていた、ということがありました。そのサイト自体は、たしかに国外からのアクセスを受け付ける理由はまったくといっていいほどなさそうだったのですけれども、調べ物のためにアクセスしたいときはどうしたらいいんだろうな、と思いました。それで、VPNサービスやバーチャルアシスタントも翻訳者の道具箱には必要になるのかもしれない......というようなことをこちらのブログに書こうかと思って、バーチャルアシスタントはバーチャルアシスタントで通じるんだよな、と確認しようとしたら、どうもやっかいなことになっているようだったので、そっちが本題になってしまいました。