IT翻訳の降霊行事
IT翻訳の仕事では、A、Bの順に選択して、CするDをクリックし、Eのダイアログが表示されたらFを選択してGします......のような文がよく出てくるので、「表示」という単語をよく使います。
ローマ字入力には、「ひょうじ」の「じ」を打つときにjやzの入力が抜けてしまうと「憑依」されてしまうという脆弱性があり、この仕事を始めて間もないころ、よく取り憑かれていたので、頭に来て、「ひょうい」から「表示」と変換されるように辞書に登録して除霊しました。
このような霊媒体質は自分だけかと思っていたら、先日、隣の席の人が取り憑かれていました。疲れてくると憑かれるそうです。けっこうよくあることなんですね。IT翻訳者のみなさんはご注意ください。
同様の問題としては、こちらはITにかぎらず、ご確認ください、といろいろお願いするなかで、ときどき、角煮ください、と料理を注文してしまうことがあったので、「かくに」から「確認」と変換されるようにしてあります。