タブ区切りのtxtファイル(tsv)をsdltm形式のTMに変換する方法
先日、タブ区切りのtxtファイルをsdltm形式のTMに変換しようとしたら思いの外つまづいたので、備忘がてら記録しておきます。
用意するもの
- tsv(タブ区切り)のtxtファイル
- Xbench
- Trados Studio
手順
1. Xbenchを起動します。
2. [Project] > [Properties...] をクリックし、[Add...] をクリックして [Tab-delimited Text] を選択します。
3. [Next] > [Add File...] を選択して、用意したtxtファイルを選択します。
4. [Next] > [OK] > [OK] の順に選択します。
5. [Tools] > [Export Items] の順に選択します。
6. [Output] の [Format] が「TMX Memory」になっていることを確認し、適当なファイル名を指定し、[Language] を選択して [OK] を選択します。
7. Export finished. と表示されます。
8. ここからTrados Studioでの操作に移ります。Trados Studioを起動して [TM] ビューに移動します。
9. [ホーム] ペインの [開く] をクリックし、ファイルの種類で「TMX ファイル (*.tmx)」を選択して、手順7でエクスポートしたファイルを指定して [開く] を選択します。
10. [クイック アップグレード] をクリックします。
11. tmxファイルと同じ場所に、tmxファイルと同じ名前でsdltmファイルが作成されます。Trados StudioのTMビューでも内容を確認できるようになりました。
まとめ
もう少し直感的なフローを模索したいとことですが、現時点ではこれが一番速いようです。