3種類の圧縮/解凍ツールの使い分け

3種類の圧縮/解凍ツールの使い分け

お客様や翻訳者の方々とは主にzipファイルを使ってデータをやり取りしています。私は現在、3種類の圧縮/解凍ツールを使い分けています。

なんで3種類も‥と自分でも思うのですが、一応理由はあるので、それぞれのツールと、使用目的をご紹介します。

通常の圧縮/解凍や、圧縮/解凍用パスワードを設定するときに使っています。

パスワード設定機能は一般的な圧縮/解凍ツールも備えていますが、Lhaplusはパスワードのマスクがないため、設定時の誤入力に気づきやすいのが良いところです(もちろん使う場所は選びます)。

先にご紹介したLhaplusを使っているとたまに解凍エラーが出るのですが、そういうときにLhaforgeを使うと大体うまくいきます。

また、サイズが大きいファイルの圧縮/解凍では、Lhaplusを使うと、処理が始まるまでに数秒~数分のタイムラグが出てしまうのですが、Lhaforgeはすぐに作業を始めてくれるので助かっています(すぐ始めてくれないとタイムラグの間に私が忘れます‥)。

処理自体もこちらのツールの方が速く、ためしに220MBのファイルをローカルで解凍してみたところ、Lhaplusが35秒のところ、Lhaforgeは23秒で完了しました。

Macを使っているお客様から受け取ったzipファイルを解凍すると、文字化けしていることがあります。Archive decoderを使うと、そのようなファイルを問題なく解凍できます。

DLLもインストールも要らないのですが、その分(?)コンテキストキーに直接登録できません。右クリックで開始したいなら、zipファイルを選択して「送る」→「Arcdec」の順に操作する必要があるので、慣れないとツールの場所を見失う可能性があるのが、ネックといえばネックかもしれません。

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