Employee #n

Employee #n

Employee #1とか2とか5とか10とか、わりと小さめの数字を添えて、「n人目の従業員」という意味で使われます。#はnumberという意味ですね。読みもナンバーです。今はすっかり立派になったあの会社、最初のころに雇われて働いていたのはこんな人でした、という話をするために使われたり、今はすっかり偉くなったあの人、入社順では実はn人目でした、という話をするために使われたりします。

その名もずばり、Employee #1というインタビューシリーズがあり、Apple、Amazon、Yahoo! などの最初のころの様子を窺うことができます。

契約した順序だかオフィスに顔を出すようになった順序だかを数えていって、数えきれなくなったあたりでおしまい、というものなのか、従業員データベースなどではっきりとわかる数字を根拠にしているのか、どちらなのかはわかりません。Employee #1になるのは危険だからやめたほうがいいよとか、Employee #1を雇うことになったらこういうことに気を付けたほうがいいよとか、そんなガイド記事もたくさんあるようで、とくに#1は洒落た言い回しとしてよく使われるようです。

自分が勤めている会社でも、最初の10人が誰だったかというと、なかなかわからないものなのではないでしょうか。いちいち調べて話題にする人が出てくるのは、会社が大きくなったしるしといえそうです。

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