IoT時代のフォグコンピューティングとクラウドコンピューティング
先日とある筋で「君には情熱がない」と言われました。言われてみればない‥ような気もしますが、「情熱がない」とは?情熱が「ある」人は自身の情熱をとらえているのか?そもそも「情熱」とは??‥思考が迷宮入りしてきました。
さて本題です。RSSのフィードをぼんやり眺めていたら「フォグコンピューティング」という言葉が目に飛びこんできました。字面だけ見ているとなんとなく美味しそうですが、「fog」の意味を考慮すると、実際にはあまり美味しくなさそうです。気になったので少し調べてみました。
Fog computing is a term created by Cisco that refers to extending cloud computing to the edge of an enterprise's network. Also known as Edge Computing or fogging, fog computing facilitates the operation of compute, storage and networking services between end devices and cloud computing data centers.
The term "fog computing" or "edge computing" means that rather than hosting and working from a centralized cloud, fog systems operate on network ends. It is a term for placing some processes and resources at the edge of the cloud, instead of establishing channels for cloud storage and utilization.
Cisco社が定義した用語で、用語自体は数年前からあったようです。最近のIoTの拡がりで改めて注目されるようになったのでしょうか。
日本語の記事ではこちらがわかりやすかったです。一箇所で集中的に処理を行うクラウドコンピューティングと対比して、クラウドとデバイスとの間に「フォグ」と呼ばれる分散処理システムを導入してそこで処理を行うことを、フォグコンピューティングと呼んでいます。画像で見るとイメージしやすいです。
「クラウド」よりも端末に近いので「フォグ」と呼んでいるようですが、より一般的な用語である「エッジコンピューティング」と同義らしいので、そちらでぴんとくる方が多いかもしれません。
IT Leadersに、クラウドとフォグを比較している記事がありました。容量や管理性はクラウドの方が秀でていますが、迅速性やネットワーク負荷を考慮する場合はフォグの方が適しているようです。
フォグの効果やメリットを想像するよりも先に、クラウドよりもアイコンに起こしにくそうだな、大変だな‥と思ってしまうのは職業病でしょうか。