SREエンジニアの仕事
とうとう毛布を出してしまいました。まだ真冬用の寝間着を出していないのでもう一段階進化できますが、最終進化は一番寒い時期にしないとそれ以上寒くなったときに打つ手がなくなってしまうので、見極めが難しいです。
さて、たまたま目についた求人情報で、「SREエンジニア」という職種を初めて知りました。SREはSite Reliability Engineeringの略称で、SREエンジニアとはサイトの信頼性に責任を持つエンジニアとのことです。検索してみるとGoogle社のWebページばかりがヒットするので、Google社が定義した職種なのかもしれません。
Google社の社員に対するこちらのインタビューでは、サービスをレーシングカーに、SREエンジニアをピットクルーに例えて説明しています。Googleサービスの安定性、信頼性、およびパフォーマンスを常にチューニングして、サービスの利用者がサービスを滞りなく利用できるようにすることが主な役割のようです。
同じくGoogle社に関する記事では、同社のSREエンジニアの具体的な作業が説明されています。前述のインタビューは保守・維持の観点が主でしたが、こちらを読むと、DRテスト(DiRT)の実際の様子や実績がわかります。面白そうな仕事ですね。一度でいいから稼動中のシステムのハードのプラグをひっこ抜いてみたいものです。
ご紹介した記事はいずれも2012年のものですが、クラウドの需要が拡大している今、データセンターのディザスタリカバリの重要性も日々増しています。このような職種もこれからどんどん一般的になっていくのかもしれません。
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