翻訳済みバイリンガルファイルからTMを作成する方法
新しい文書を翻訳する際、「前に翻訳したことのある文書と似ている!」という場合に、前に翻訳した文書のTMを作成して参照すると、手間が省けて捗ります。今回はその方法をまとめてみました。
まず、次のような翻訳済みファイルがあったとします。
この翻訳済みデータを流し込むための翻訳メモリを新たに作成します。ホームタブから、新しい翻訳メモリを作成しましょう。
メモリの名前、原文言語、訳文言語を設定します。その他の設定は適宜変更してください。
メモリを作成し終わったら、左の翻訳メモリペインから、作成したメモリを右クリックして、[インポート]を選択します。ここで、最初の手順で翻訳した、翻訳済みファイルを選択します。通常は、プロジェクトフォルダ内のターゲット言語(ここでは日本語のja-JP)のフォルダにあります。インポートが完了したら、無事、TMに翻訳済みデータが流し込まれているはずです!これで、映画の続編が出た時にも安心して翻訳できますね。