RSI にご注意ください

RSI にご注意ください

IT 翻訳ではさまざまな略語に出会います。一般的に使用されている用語でないものは、たいてい本文のどこかにフルスペルがあるものですが、どこにも記載されていなかったり、新しい概念に関する略語だったりすると戸惑いますよね。

さて、RSI と言えば「Relative Strength Index (相対力指数)」を思い浮かべた人、今日は月初の金曜ですね! ただし今回はそちらではなく、「Repetitive Strain Injury (反復運動(過多)損傷)」のお話です。

【Repetitive Strain Injury】

―n. ?医学? 反復運動(過多)損傷
?無理な姿勢, 反復動作などが原因の筋肉損傷; キーボードをたたく職業に多い; 略 RSI?.
『新英和大辞典 第6版』 研究社


見てのとおり、RSI は翻訳にかかわる人にはとってもなじみ深い症状です。日本でデスクワークの仕事をしている人の職業病と言えば、肩こり、腰痛、腱鞘炎ですが、これに該当する英語 (stiff shoulders、lower-back pain、tenosynovitis など) が外国人にはあまりピンとこないというのは良く聞く話です。

wikipedia で RSI のページを見てみると、デスクワークでおなじみの症状は、この言葉で包括的に表すことができるようです。Blackberry thumb とか iPod finger とか、日本では似たような言葉でスマホ指、スマホ腱鞘炎などと言ったりしますが、どこでも同じような症状に悩んでいる人が多いんですね。

ひどくならないためには、適度に休憩を入れる、早めに冷やす/温める/休ませる、日ごろからストレッチしたりグッズを使ってケアをするなどしかないようです。シーブレインでも、めいめい好みの方法で対策を取っています。

翻訳も体が資本です。あまり痛みが続いたり、ひどいようなら、早めに病院に行きましょう。


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