Trados Studio TM のちょっと便利な機能
Trados で翻訳作業をしているときに、長い製品名を何度も入力するのが面倒だな、と感じたことはありませんか?今回はそんなときに役立つちょっと便利な機能をご紹介したいと思います。
1. Studio の [翻訳メモリ] ウィンドウで、作業対象の TM を右クリックして [設定] を選択します。
2. [翻訳メモリの設定] ウィンドウで、[言語リソース] を選択し、[変数リスト] を選択して [編集] ボタンをクリックします。 頻出する製品名や機能名などを、[変数] ウィンドウにどんどん登録していきます。
3. 手順 1 ~ 2 で編集した TM を使用して翻訳作業をします。
4. ファイルを [エディタ] ウィンドウで開きます。
1 番目の分節をご覧ください。原文に先ほど登録した変数が含まれている場合、その単語の下に青の下線がついて表示されます。訳文のほうで、Ctrl + <,> を押すと、登録されている変数がリストで表示されます。
この機能を利用すると、長い製品名や企業名を選択入力できるので、タイポすることもなくなります。
ぜひ試してみてください。
この登録したリストをエクスポートやインポートできるともっと便利なのですが、今のところ、その機能はないようです。 残念。SDLさん、ご検討ください!