スラッシュいまむかし
分詞構文について手短に説明するときに、接続詞が省略されているようなもので、意味はいろいろあるけれど、後ろまで読まないとわからないので、とりあえず「で、」とつないでいけば前から読める、という適当な言い方をしたことがあるのですが、これは、「で」という一文字の接続詞を使うと、行間を読むような処理が後から頭の中で勝手に行われるということを利用したものでした。
先日、/ (スラッシュ) の新しい使われ方について述べている記事を読みました。
普段見かける / は、"and"、"or"、"and/or"の意味で前後をつなぐ目的で使われていて、どれかに確定させようと思うと厄介な代物です。日本語に訳すときに悩んだことのある方も少なくないのではないでしょうか。
最近若い人の間で広まりつつある用法は、記号で書くのではなく、slashとつづる接続詞としての形だそうです。記号の意味合いを残してか、前後を並列させるようにつないだり、andのように関係があることを窺わせてつないだりする他、話題を転換させるときに間に挟むために使う人もいるそうです。意味がはっきりしないところも受け継いでしまったのでしょうか。
で、それを読んでいて、並列はともかく後の2つは「で、」だな、と思いました。若い人が、「......。でー、......」と言っているようなものでしょうか。
ところで、スラッシュといえばslashdot.orgというWebサイトが有名です。名前の由来は、「http://slashdot.org」を読もうとすると「エイチ ティー ティー ピー コロン スラッシュ スラッシュ スラッシュ ドット ドット オルグ」となって面白いから、だそうです。
かつて、slashdotからリンクされて大量のアクセスが生じた結果そのサイトにアクセスできなくなっている状態をslashdotted(スラッシュドットされた)といいましたが、その後、他のサイトからのリンクでも同様の現象が発生するようになって、fireballedになったりdiggedになったりするようになりました。日本では同じような言葉は生まれていないようで、少し不思議です。
先日、/ (スラッシュ) の新しい使われ方について述べている記事を読みました。
普段見かける / は、"and"、"or"、"and/or"の意味で前後をつなぐ目的で使われていて、どれかに確定させようと思うと厄介な代物です。日本語に訳すときに悩んだことのある方も少なくないのではないでしょうか。
最近若い人の間で広まりつつある用法は、記号で書くのではなく、slashとつづる接続詞としての形だそうです。記号の意味合いを残してか、前後を並列させるようにつないだり、andのように関係があることを窺わせてつないだりする他、話題を転換させるときに間に挟むために使う人もいるそうです。意味がはっきりしないところも受け継いでしまったのでしょうか。
で、それを読んでいて、並列はともかく後の2つは「で、」だな、と思いました。若い人が、「......。でー、......」と言っているようなものでしょうか。
ところで、スラッシュといえばslashdot.orgというWebサイトが有名です。名前の由来は、「http://slashdot.org」を読もうとすると「エイチ ティー ティー ピー コロン スラッシュ スラッシュ スラッシュ ドット ドット オルグ」となって面白いから、だそうです。
かつて、slashdotからリンクされて大量のアクセスが生じた結果そのサイトにアクセスできなくなっている状態をslashdotted(スラッシュドットされた)といいましたが、その後、他のサイトからのリンクでも同様の現象が発生するようになって、fireballedになったりdiggedになったりするようになりました。日本では同じような言葉は生まれていないようで、少し不思議です。