動名詞と不定詞の使い分け

動名詞と不定詞の使い分け

入学、入社のシーズンですね。
新入生らしき人を見かけると、ほほえましいです。
きっと、なにもかも新鮮なんだろうな、緊張しているんだろうな、と昔のことを思い出して考えたりします。

さて、そんな昔のことはさておき、今回は動名詞と不定詞の使い分けについてです。

不定詞と動名詞は似ています。目的語に不定詞と動名詞の両方をとることができる動詞もあれば、不定詞しかとることができないもの、動名詞しかとることができないものもあります。そして、不定詞と動名詞のどちらをとるかで意味が異なるものもあります。

例:
I stopped smoking. (たばこを吸うのをやめた)
I stopped to smoke. (たばこを吸うために立ち止まった)

stop ~ing  (~することをやめる)
stop to ~   (~するために立ち止まる)

remenber ~ing  (~したことを思えている)
remenber to ~   (忘れずに~する)

ほかにも、forget、regret、tryなどがあります。

ということは高校でさんざん習ってバカみたいに丸暗記していましたが、先日、納得のいく説明を見つけました。

不定詞の to は目的や方向を表す意味があるため、「これから起こること」を示すが、動名詞は名詞性が強く「すでに起こったこと、現在起こっていること」を示す

なるほど~。そう考えるとすんなり覚えることができます。

My hobby is (to play/playing) tennis.
(私の趣味はテニスです)

そんなわけで、この文の場合は、to play ではなく、playing のほうが適切なんだそうです。

英文を書くときに不定詞と動名詞のどちらにするか、これで迷わなくなるわけではないと思いますが、1 つの目安にはなりそうです。

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