ディスプレイの設定を変更して、目に優しくする

ディスプレイの設定を変更して、目に優しくする

以前、翻訳者の方が書いた本を読んだら、翻訳をするうえで最も重要な能力は、毎日8時間机に向かって翻訳し続ける能力だ、ということが書いてありました。その本はだいぶ前に書かれたものだったので、机の上には本や紙が置いてあるイメージだったのではないかと思いますが、今では多くの方が、好むと好まざるとにかかわらず、毎日8時間以上液晶画面と向き合っているのではないでしょうか。

そして、それはあまり身体によくないのではないかということで、最近ではブルーライトを遮断するメガネが話題になっています。それに関連して、ディスプレイの設定を変更するソフトウェアをご紹介します。

PCのディスプレイは、色温度がかなり高い状態に設定されていることが多いそうです。
ディスプレイの設定を変更して色温度を下げると、ブルーライトの量が減り、目が疲れにくくなるなどの効果があるのではないかといわれています。

F.luxは、現在地の緯度と経度、使用している照明の種類を入力すると、自動的に色温度を調整するソフトウェアです。見た目の印象で説明すると、周囲の環境と比べてディスプレイが極端に明るくならないようにしてくれるのですが、ONにした直後は、暗くオレンジがかった感じに見えて、確かに目に優しい感じがします。

一方で、もともとディスプレイの色温度が高く設定されているのは、何も目を疲れさせるのが目的ではなくて、その方が色を正確に表現できるからという理由によるものなので、色温度を下げると、メーカーが意図した状態から、色の表示が若干ずれるものと思われます。

ブルーライトがどれほど悪いものなのか、それを減らしてどの程度のメリットがあるのか、どちらも素人にはよくわかりませんが、仕事上ずっとディスプレイと向き合っていることになるので、手軽な対策くらいはやっておくことにしました。

より本格的にブルーライト対策をしたいという方のためには、メガネの他にも、ディスプレイに貼り付けるフィルムや、ディスプレイに被せるフィルタなどがあるようです。

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