比較ツール (DIFFツール) (1)
気持ちのいい季節になりましたね。今週末はどこにいこうかな。
こんにちは、b-kunです。
翻訳の仕事をしていると、更新ファイルの差分内容を確認するなど、ファイル(フォルダ)比較が必要になることがよくあります。
今回はシリーズで、ファイルのさまざまな比較方法についてご紹介したいと思います。
①
Windows コマンド: fc 比較ファイル1 比較ファイル2
Unix コマンド: diff 比較ファイル1 比較ファイル2
コマンドを使って比較する方法です。はるか昔に使用していましたが、ツールを使用するようになってからはほとんど使用しません。
詳細な文字比較はできませんが、ツールをダウンロードする必要がないので、ツールを使用できない場合などで使えますね。
②MS Windiff
Windows のサポートツールに含まれていて、ダウンロードして使用します (提供されていないバージョンもあります)
はじめて使用した比較ツールです。それまでは前述のコマンドを使用していたので、相違点がビジュアルに表示される UI に感動したものです。なつかしいなぁ。
久しぶりにダウンロードして使用してみました。
相違点のある行がマークされて表示されます。
改めて使ってみると、UI がXX年前から同じ?で使いづらい、行単位比較のみでどの文字が違うのかがわからない、フリーズする!?などなど問題もありますが、行比較したいだけであれば十分です。
③DF
フリーツールです。2つのファイルの内容が左右に表示され、相違点を一覧比較できます。(フォルダ比較も可) 操作性が高く、シンプルで使いやすいです。
相違行をダブルクリックすると、行内の詳細な相違点が表示されます。
オプション設定も充実しています。
このツールで気に入っているのはシンプルなところ。このソフト作者のコメントによると「ほかにもフォルダツリー用のウィンドウを設けてフォルダ/ファイルの選択をできるようにしたり、ファイルのコピーや同期機能があればとも考えたが、多機能にすることで処理が重くなったりしては本末転倒だ。他のツールを組み合わせればすむことだろう。」ということです。賛成です。
次回に続きます...