Studio 2011 と Word バイリンガルファイル

Studio 2011 と Word バイリンガルファイル

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Trados Studio 2011 のプラグイン、「SDL XLIFF Converter for Microsoft Office」を使用すると xliff ファイルからバイリンガルの MS Word ファイルが生成できます。

xliff のソースとターゲットがセグメント単位で出力され、テクニカルレビューなど、Trados を持たない部門で翻訳を確認してもらう場合に便利です。変更履歴付きで修正を入れてもらい、そのファイルをそのまま翻訳者に戻して、xliff で反映してもらうことで、翻訳者は、どこが修正されたのかを確認することもできます。また、翻訳ステータスが表示されるため、100 % マッチなどをレビュー対象外にし、効率よくレビューを進められます。ただし、TM を使用して翻訳チェックすることはできません。


Word のファイルで TM を使用して翻訳チェックを行いたい場合は「SDLXLIFF to Legacy Converter」プラグインを使用します。ttx ファイルへのコンバートは既に説明済みですが、Word にもコンバートできます。コンバートするとソース部分は隠し文字になり、 xliff ファイルのセグメントの情報は外部タグとしてグレー表示されます。以前の翻訳形式、rtf と同じなので、trados の古いバージョンを使用したことがある方は無理なく使用できるのではないかと思います。


Word で翻訳する場合は特に、誤ってタグを書き換えないように「タグ プロテクションの切り替え」をオンにして作業することをお勧めします。

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