ジェネリックキー表記

ジェネリックキー表記

こんにちは。zaki-niです。
とうとう蝉の声が聞こえ始めました。今年も暑い夏になりそうです。

何年か翻訳の仕事をしていても、意外と知らないこともあります。
先日、Spaceキーの表記について書きましたが、今回はその続きです。

調べてみたところ、キーの表記に「ジェネリックキー表記」というものがありました。
ジェネリックキーとは、どの機種のパソコンにも対応する一般的なキー表記のことです。
ですので、ITのドキュメントのキー表記は、この表記方法が基本になります(機種に依存するソフトウェアの操作説明では違うこともあります)。

次のようなルールがあります。
・1語で構成されているキー名は、1文字目だけ大文字にし、2文字目以降を小文字にする。
・2語で構成されているキー名は、それぞれの語の1文字目を大文字にし、語の間にスペースは入れない。

具体的には、次のように記述します。
Esc
Tab
Ctrl
CapsLock
NumLock
ScrollLock
Pause
Shift
Alt
Space
Enter
BackSpace
Ins
Del
Home
End
PageDown
PageUp
Break
PrintScreen




F1
F2
F3
F4
F5
F6
F7
F8
F9
F10
F11
F12
漢字
変換
無変換
カナ


Spaceキーやキーボードの左上にある「半角/全角 漢字」キーの表記はどうしたらいいのか気になっていましたが、これでスッキリしました。
ただし、各社のスタイルガイドを見てみると、矢印のキーに関してはそれぞれ異なるようです。クライアントのスタイルガイドで指定されている場合は、そちらに従いましょう。

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