年末年始のご挨拶

年末年始のご挨拶

今年ももうすぐ終わりです!心はすでに休暇モードになっている方も多いかと思われますが、みなさまお元気ですか?zaki-ni です。近所の商店街のガラポンくじを16回引いて、ティッシュが16個あたりました!

さて、年末ということで、年末年始の挨拶について調べてみました。
年末年始が休暇になるのは、日本も欧米も同じです。

まずは、もう過ぎてしまいましたが、クリスマスの挨拶について。

英語では当然「Merry Chiristmas」でしょ、と思われるかもしれませんが、語源を見ると
Merry Chiristmas = Merry(楽しい) + Christ's Mass(キリストのミサ)

ですから、キリスト教以外の人に使うのには、少しはばかられます(日本人はぜーんぜん気にしないけど)。
そこで、「Happy Holidays! 」という挨拶がよく使われます。メールやカードでは「Season's Greetings」という挨拶もポピュラーです。

ちなみに、この「Happy Holidays! 」には注意が必要です。
holiday = holy(聖なる) + day(日) なので、宗教的な色合いが濃く、主に年末にしか使わないようです。

以前、夏休みを迎える人に「Happy Holidays!」とメールしてしまったことがありますが、みなさまはお気をつけくださいませ(以下、引用)。



Happy Holidays
出典:『Wiktionary』 (2010/12/31 16:34 UTC 版)

成句
Happy Holidays!

(米国用法, Canadian) A greeting typically used during the Christmas and holiday season to recognize the celebration of many holidays, including Christmas, New Year's Day, Hanukkah, Kwanzaa, and Thanksgiving. Not usually said at other holiday(s) during other times of the year.  

使用する際の注意点
Thought by some to be a politically correct alternative to Merry Christmas and/or Happy New Year when greeting people in public places due to concern over those who might not celebrate Christmas.



次は、年始の挨拶です。
最近広く知られていますが、「A happy new year」 ではなく、「Happy new year」のほうが適切です。
その理由を海外にいる人に聞いてみたところ、「文の続きを期待してしまう。」と言っていました。
なるほど。
これって日本語でも同じじゃないかしら、とぼんやり考えました。
たとえば、看板に「魚」と書いてあったら魚屋かなと思いますが、「ある魚」とか「この魚」とか書いてあったら「ある魚がどうした?!」と気になってしまいますよね。
a とか the にはそんなパワーがあるようです。

年賀状に 「A happy new year」と書いてしまった方、まだ手元にある場合は「Have a happy new year」とか「A happy new year to you」に書き換えてしまいましょう!


何はともあれ、みなさま Happy holidays!

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