トライアルを受けると決めたらチェックしたい5つのこと

トライアルを受けると決めたらチェックしたい5つのこと

どんなデジタルツールが出てこようとも、アナログな文具って楽しいですよね。今年10月から使える来年の手帳を早々に買い、すでに飽きてしまったfukazawaです。

さて。私は、シーブレインに翻訳者として登録を希望される方の対応を担当しています。ベテランの人や、フリーランスとして踏み出してこれからという人など、いろいろなかたからご応募をいただきます。ホームページにひっそり記載してあるだけなのに、目にとめていただいて本当に有難く思っています。

しかし、翻訳がどうかというところを見る前に、「あぁ、惜しいなぁ」と思うことが結構あります。
そこで、当社に限らず、応募にあたってこの点は確実に気に留めておいてほしいことをまとめてみました。

応募の前に:

【1】その会社の取り扱っている分野が、自分が専門あるいは得意としている分野か。
   そうでない場合は可能性がゼロ、というわけではありませんが
   ある程度の経験や知識があり、強みとしているものがあるほうが有利です。

【2】募集の条件として挙げられている項目を満たしているかどうか。
   アプリケーションなどは購入すれば間に合いますが、
   それ以外の条件も満たしているかどうか、必ず確認してください。

【1】と【2】は、あたってみたら意外な結果になることもありますので、そこまで厳密にならなくてもよいかもしれません。


応募するときに:

【3】履歴書/職務経歴書を送る必要がある場合、書いておいたほうが良い項目がないか。   
   たとえば、一口にIT翻訳と言っても実にさまざまなものがあります。
   経験のある(または得意な)分野や種類については必ず書いておきましょう。
   また、兼業でお仕事をされている方の場合はお仕事が可能な時間なども
   書き添えられているとありがたいです。

   アピールできそうなものは積極的に知らせましょう!


トライアルを提出する前に:

【4】誤訳やタイポ、スタイルガイド(提供されている場合)違反がないか。
   人間ですから間違いはつきものです。が、トライアルは完璧に仕上げましょう。
   プロなのにタイポやスタイルの間違いなんて、と思うかもしれませんが、
   意外と多いです。(本当にもったいないです。)

   特に経験をお持ちの方の場合、慣れているスタイルを無意識に使ってしまう
   傾向があるようです。 目を皿のようにして再度チェックしてみてください。


【5】自分の訳文を日本語だけ通して読む。
   違和感を感じるところがあったら、もう一度見直ししましょう。
   訳した人が違和感を感じる箇所は、他の人が読むともっと違和感を感じます。


見ていただいたとおり、目新しいことは何もありません。しかし不思議なもので、あとで見直せばすぐに気が付くことが、その時はなぜか漏れてしまうことが多いものです。

トライアルの翻訳が終わったら、一度休憩して、他人の翻訳だと思って読んでみるといいかもしれないですね。

ご応募お待ちしております。

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