翻訳のスケジュール設定

翻訳のスケジュール設定

6 月に入ってから「プレゼンテーションスライド作成」というフランス語の課題に苦戦中です。発表の日も近づいてますが、どうなることやら...??

今回は、翻訳のスケジュール設定についてです。

翻訳は基本的にワード数を基にスケジュールをたてます。シーブレインでは、翻訳者とは別の人間が必ずレビューを行うようにしていますので、翻訳 + レビューの日数を考慮して翻訳納品日を出します。ただし、翻訳ワード数が少ないからといってすぐに作業できるわけではありません。リソースの空きやレビューの状態など、条件によってはすぐに対応できない場合ももちろんあります。また、ソースの内容も考慮する必要があります。
バイリンガルファイルで言語レビューを行う場合は、翻訳納品日までは上記のようなことを考慮してスケジュールを設定します。内容が難しい場合や、言い回しなど、言語レベルで修正が必要なプロジェクトは、バイリンガルファイルでレビューを行い、ある程度整形してから DTP を行うと、仕上がりのチェックでは、読みやすい状態でのチェックが可能になります。

編集したファイルで言語レビューを行いたい場合は、翻訳 + レビュー + DTP までの日数で翻訳納品日を設定します。仕上がりの状態でレビューができるため、イメージがつかみ易く日本語で通して読むことができる、というメリットがありますが、バイリンガルファイルで納品するより、納品までの日数が長く必要です。DTP に必要な日数は、テンプレートの有無、画像の編集量、また、ソースのスタイルの設定など、様々な条件によって異なります。たとえば、テンプレートがあっても、ソースのスタイルがきちんと設定されていないと、スタイルの設定が必要になり、その分 DTP には時間がかかることになります。通常よりどのくらい作業量が増えるのかを考慮することも必要です。

日本語版のリリースの日程に合わせて翻訳スケジュールを組んだり、お客様のレビュースケジュールが変わったりすることもありますが、どのような場合でも、なぜ納品までに時間がかかるのか、優先度が高いプロジェクトがどれなのか、お客様と相談してスケジュールを設定できるような関係も大切ですね。

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