Googleの新サービス: CRE(Customer Reliability Engineering)とは

Googleの新サービス: CRE(Customer Reliability Engineering)とは

先日、Googleから、CRE(Customer Reliability Engineering:顧客信頼性エンジニアリング)という新しいサービスが発表されました。

Google Cloud Platformのブログでは、CREについてこう説明しています。

CRE とは、Google の技術スタッフがお客様のチームと連携し、お客様の重要なクラウド アプリケーションの信頼性と成功に関する責任を共有する新しいエンゲージメント モデルです。

もっと新しい記事には次のようにありました。

The mission of this new role is to create shared operational fate between Google and our Google Cloud Platform customers, to give you more control over the critical applications you're entrusting to us, and share a fate greater than money.

CREのチームは、Googleのクラウドプラットフォームを使ってサービスを提供している顧客向けに、そのサービスの信頼性に特化したサポートを提供するようです。

実際のサポートの例として、オーストラリアとニュージーランドでのPokemon GOリリース直後のトラフィック増大(想定の50倍だったとのこと)に対応したケースが挙げられています。

また、Pokemon GOはGoogle Container Engineというソフトウェアを使って実行されていますが、初期トラフィックへの対応が完了したあとは、日本でのリリースに向けて、このソフトウェアを無停止で!アップグレードしたそうです。すごいですね。

いずれも具体的な対応内容が知りたかったのですが、そのノウハウこそがサービスなので。。。残念です。

以前、GoogleのSRE(Site Reliability Engineering:サイト信頼性エンジニアリング)エンジニアについて、このブログでも取り上げましたが、このSRE業務で培ってきたスキルを外部に向けて提供するようになった‥という側面もあるようですね。

まだまだ情報が少ないですが、時代に則したサービスだと思うので、引き続き注目していきたいです。

この記事を読んだ人にオススメ