burner phone

burner phone

自動車を遠隔操作するハッキングについてのWIREDの記事を読んでいたら、"burner phone"という知らない言葉が出てきたので、辞書を引いてみましたが、載っていませんでした。そのときはそのまま読み進めて、あとになって思い出したのでWebを検索してみたところ、有名な言葉だったようです。
簡単に言うと、現金払いで気軽に買ってきて用が済んだら捨ててしまうプリペイドの携帯電話のことだそうです、と言われてもピンとこないかもしれませんが、たしか15年か10年くらい前までは日本でも身元確認なしで買えるものがあって、犯罪に使われたため禁止になりました。
なぜburnerなのかをはっきり書いているところは見つからなかったのですが、人気があったテレビドラマ『The Wire』の影響で有名になった言葉である、という説明がされていることが多いようなので、そのように認識されているようです。
翻訳者は海外の映画やドラマにも詳しくないといけない、とよく言われますが、映画はまだしもドラマはいったい何時間観たら十分観たことになるのかと心配で、結局どちらも全然観ていません。『The Wire』もタイトルしか知らないな......と反省しました。
英語を読んでいて急に携帯電話が火を吹いたような気がしてびっくりすることがあるかもしれませんが、そうではありません、という話でした。

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