忘年会のシーズンも近付いてきたので、○○○にならないように気を付けましょう

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寒くなってきたので、何となく暖かい雰囲気を出すためにブログのフォントを変えてみました。

以下は最近の Huffington Post の記事です。

1901年の新聞に掲載されていた、drunkの類義語、またはdrunkな状態を表す場合に使われる表現の一覧だそうで、全部で166個挙げられています。

現在ではどんなものかとthesaurusで「drunk」を調べてみると、それでもかなりの数がありますが、この100年前の一覧には負けています。ただ、現在の方は South Africa slang や Australian slang などもあるので、今後は地域限定の言い回しがもっと増えていくかもしれません。

一方、日本語では「酔った状態」を表現する言い回しにはどのようなものがあるでしょうか。

類語辞書に載っているもの、口語で使われているもの、自分しか使ってないかもしれないものなどを順不同で挙げてみます。

彼は酔っている。
彼は酔っ払っている。
彼は出来上がっている。
彼はぐでんぐでんだ。
彼は呑んでいる。
彼は酒に呑まれている。
彼は酔い潰れている。
彼は泥酔している。
彼は酩酊している。
彼はベロベロになっている。
彼はベロンベロンになっている。
彼はヘロヘロになっている。
彼はデロデロになっている。
彼はへべれけになっている。
彼はチビチビやっている。
彼は酔いが回っている。
彼は潰れている。
彼は正気をなくしている。
彼は前後不覚になっている
彼はろれつが回ってない。
彼は悪酔いしている。
彼は酒に酔いしれている。
彼は陶然と酔いしれている。
彼はメートルが上がっている。
彼は大酔している。
彼は酒に陶酔している。
彼は目がすわっている。
彼は足がふらついている。
彼は千鳥足だ。
彼は羽目をはずしている。
彼はくだを巻いている。
彼は正体をなくしている。
彼は酔いどれている。
彼は飲んだくれている。
彼ははじけている。
彼はフィーバーしている。
彼は大酒飲みだ。
彼は酒豪だ。
彼はザルだ。
彼はうわばみだ。

ここまででやっと40個。

印象としては「酔」や「飲(呑)む」の派生形やオノマトペ関連が多いように感じます。
地域や世代によって他にも色々ありそうですが、表現のバリエーションとしては英語の方が圧倒的に上回っていると言えそうです(但し、上記英語の一覧には「He is happy.」や「He went beyond the limit.」なども含まれているので、許容範囲を同じぐらいユルくしてあげれば日本語も一気に追い上げられるかもしれません)。

ところで、記事の元ネタとなっている Chronicling America というサイトですが、1836~1922年のアメリカの古い新聞が見られるサイトだそうです。
今まで存在を知りませんでしたが、検索機能もあり、これはこれで面白そうなので今度じっくり読んでみようと思います。

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