嗅覚に関連するIT用語

嗅覚に関連するIT用語

エアコンのフィルターを掃除するたびに不思議に思うのですが、ホコリがたくさんついているときとついていないときの違いは、いったい何が原因なんでしょうか。


最近話題になっている件にかぎらず、NSAによって個人情報が収集されているとかいないとかいう話は定期的に出てくるようですが、それに対する反応はさまざまで、後ろめたいことがないから平気だ、という人も少なくないようなので、欧米ではプライバシーに対する意識が......というように、一くくりにして語ることはできないと思いました。

その手の話題について語るときによく使われる単語を見ていて気付いたのですが、surveillanceはしっかり見る、sniffは嗅ぐ、eavesdropは盗み聞きする、のように、さまざまな感覚に由来する表現があるようです。

それぞれ訳をあてるなら、監視、傍受、盗聴とするのが無難かと思いますが、そのように日本語にすると嗅覚は消えてしまいます。嗅ぎ回る、という日本語はありますが、組織的に嗅ぎ回ったり電子的に嗅ぎ回ったりすることはないような感じがします。
IT用語としては、パケットを傍受するものを指す「スニファ」(sniffer)というものがありますが、嗅覚に由来する用語は珍しいですね。他にあるでしょうか。

嫌な単語だなと思われたかもしれないので、sniffの名誉のために付け加えますと、麻薬探知犬はdrug-sniffing dog、爆弾探知犬はbomb-sniffing dogというようなので、よほど後ろめたいことがないかぎり、sniffされるのも悪いことばかりではありません。

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