昔の洋楽アルバムで和訳の妙を味わう

昔の洋楽アルバムで和訳の妙を味わう

梅雨が近づくと水ようかんが食べたくなるfukazawaです。

洋楽のCDには歌詞カードがついていないものが多いですよね。
しかし1980年代の洋楽CDには、和訳された歌詞カードと、ご丁寧に数ページにわたる解説がついているものが多くありました。今あらためて読みなおすと、結構興味深いことが書かれていたりします。このプロデューサは当時無名でこんなところに加わっていたのか、とか、あれ、このギターはもしやその後のあの人、とか。

特にベスト盤などをお持ちのかたは、和訳の歌詞カードに注目してみてください。

複数の翻訳者が数曲ずつ訳をつけている場合、同じアルバムで同じ人が歌っている、同じようなテンポの曲なのに、ある曲では一人称が「俺」である曲では「ボク」だったり、口調が「~だぜ」系だったりそうでなかったり、やたらキザでとがったものと草食系なものがあったりで、和訳の歌詞だけ読んでいると、とても同じアーティストの一定期間の作品集とは思えないカオスぶりが味わえます。

現在のようにインターネットで調べ物もできず、辞書も印刷物だけの時代に、その人がどうやってその訳をつけたのかを、時代背景も考えながら想像しながら読むと楽しいです。各翻訳者が、そのアーティストをどういうイメージでとらえていたのかもなんとなく伝わります。あと、原文とかけはなれたタイトルの和訳にも、いろいろ名作がありますよね。

雨の日に時間ができたら、古いCDを1枚手に取ってみてください。
きっと名訳に出会えますよ!

この記事を読んだ人にオススメ