Trados Studio 2011を使う前にチェックしておきたい設定2つ

Trados Studio 2011を使う前にチェックしておきたい設定2つ

とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 芋蛸南瓜。女性でなくても楽しみな芸術の秋、食欲の秋が今年もやってまいりました!体調を崩すぐらいならもりもり食べてやれ、と言い訳しながらモンブランプリンを大盛りで食べたfukazawaです。

少し前からTrados Studio 2011を使い始めたのですが、触ってみるとWorldServer Desktop Workbenchに似ているところがあるような、ないような、という感じを受けました。ということは、WorldServerでオフにしていたあの機能を、ここでもオフにしておかなければ!と思ったので、今回はそれについてお話しします。


1.【自動化】機能 ([ツール]-[オプション])

スクリーンショットを見ていただければ分かるように、翻訳メモリとエディタを使用するにあたって、どこまで自動化するかを設定できるようになっています。


私は「検索成功後に最適な一致を適用」と「一致が検出されない場合に原文をコピー」をオフにしています。これらの機能が便利な場合ももちろんありますが、自分の場合は特に「検索成功後に最適な一致を適用」が危険で、マッチ率が高い翻訳が自動で入ってきた場合に、どこがちがうか見逃したまま次に進んでしまう可能性がありそうなのです。それで、念のためにこの機能はオフにしています。


2.【自動反映】機能 ([ツール]-[オプション])

たとえば繰り返しセグメントがある場合に、1つ目を翻訳→確定したら、以降の同様の場所にも同じ訳が自動で入るように設定できます。

WorldServerの「自動アセンブル」とか「自動プロパゲート」機能を思い出します。(ちょっといやな記憶が・・・)

自動反映を有効にしても常にメッセージが出るようにしておけば、毎回確認できるので安心です。が、メッセージがちょこちょこ出てくるのは嬉しくないので、この機能も私はすべてオフにしています。

オプションは使いよう。チームで作業する場合は、統一すべきところは全員で揃えて、それ以外は自分の使いやすいように設定し、便利に使いましょう。

さて、明日のランチのデザートはスイートポテトにしようかな。

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