言語の共通点

言語の共通点

雨の日が多くなって、春の訪れを感じます。みなさまお元気ですか?zaki-niです。

さて、先日本を読んでいると willy-nilly という言葉が出てきました。
語源は古期英語のwill ye, nill yeで、意味は「否応なしに」とか「好むと好まざるとに関わらず」となります。

私は英語以外の外国語を知りませんが、こういう類似した2語でできているリズミカルな言葉って、ほかの多くの言語であるのではないかと思えます。英語では、willy-nilly以外にもokey-dokeyとかteenie-tinyなどがあります。

日本語では、「めちゃくちゃ(滅茶苦茶)」、「にっちもさっちも(二進も三進も)」、「すったもんだ(擦った揉んだ)」とか、ちょっと考えただけでもいろいろ頭に浮かんできます。ややネガティブな意味を持つ言葉たちですが、そのリズムで楽しい気分になってきます。

きっと言語学の世界では、こういう言葉を指す名称があるんだろうな。
ハワイ語の「マヒマヒ」とか、スワヒリ語の「ポレポレ」はちょっと違うのかもしれませんが、繰り返して言葉のリズムを楽しむのは人間に共通しているように思えます。

こんなふうに、日本語と外国語の共通点を発見するのは、翻訳の楽しみの1つです。
いつか時間ができたら、いろいろな言語の共通点を調べてみたいと思っています。

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