「に」 と 「へ」

「に」 と 「へ」

「きゃりーぱみゅぱみゅ」って、発音できますか?「ぱむぱむ」とか「ぴゃみゅぴゃみゅ」になってしまうので、こっそり練習しているzaki-niです。みなさまお元気ですか?


さてさて、みなさまは翻訳するときに、「に」と「へ」を区別して使っていますか?
「サーバに接続する」でも「サーバへ接続する」でもどちらでもよさそうな気がしますし、普段の会話ではどちらでもわかるので問題ありません。ですが、「に」と「へ」は少し違います。


「に」:動作の到達点を示す
「へ」:動作の方向を示す
(出典:三省堂 Web Dictionary
(http://www.sanseido.net/main/words/hyakka/howto/15.aspx#two))

数年前にこの違いを知って以来、翻訳するたびに時折考えます。
私の中のイメージとしては、こんな感じ。











「に」は、対象物に接地している、または接地しようとしているイメージ。
「へ」は、単に方向を指すイメージ。

明確に使い分けるのは難しいのですが、たとえば、すでにサーバに接続されているケーブルのことを言う場合は、「サーバへ接続しているケーブル」より「サーバに接続しているケーブル」としたほうが自然な感じがするし、画面をスクロールさせる方向を説明する場合は「画面を下方向にスクロールする」より「画面を下方向へスクロールする」としたほうが自然な感じがします。

でも、言葉って人によって感じ方が少しずつ違うのが難しいところです。

私は接地させるのか、単なる方向を指すのかで「に」と「へ」を使い分けていますが、みなさまはいかがですか?

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