検索に失敗したら

検索に失敗したら

この単語は今日どこかで見たような......と思って検索してみたらヒットしない、ということがあります。
原因はいくつか考えられて、たとえば語尾が変化しているとか、単純につづりが間違っているとかいう場合が多いのですが、中にはもう少しややこしいものもあります。

単語が組み合わさって1つの概念を示している場合、はじめは2つの単語だったものが、ハイフンで結ばれるようになり、やがてハイフンがとれて1つの単語になる傾向があるといわれています。
そういった単語は、keyboard、database、newsletterなど、すぐ思いつくだけでもいくつもあります。

はっきりくっついてしまったものはいいのですが、くっつきかけている、というものだと、ある文書ではつながっていたものが、次に見た文書では離れている、ということがあります。
そうすると、記憶が間違っているのか、検索の仕方が悪いのか、いろいろ考えるはめになってやっかいです。

日本語ではそういった苦労はありませんが、逆に、単語がすべてつながっているために、文章を機械的に処理する際に、あらかじめ辞書を用意して単語の切れ目を判断させなければいけないなど、また別の問題があるようです。

Googleなど、高度な検索機能を持つところでは、こういった違いを検索エンジン側でひとまとめにしたり、もしかして、と尋ねてくれたりするのですが、高度な検索と、文字通りの検索と、まだどちらも使わざるを得ないという状況は、単語がくっつきそうでくっつかない状態に似ているのかもしれません。

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